【初心者向け】Dockerのインストール・アンインストール完全ガイド(Windows・macOS・Linux対応)

Docker はなぜ必要なのか?
近年、開発現場では「Docker を使うのが当たり前」と言われるほど、コンテナ技術の利用が一般化しています。
その理由は、Docker を使うことで環境構築の手間が大幅に減り、チームメンバー全員が同じ環境をすぐに再現できるからです。
Docker の主なメリットは以下のとおりです。
- 開発環境が数秒〜数分で再現できます。
- OS に依存せず同じ動作を保証できます。
- 本番環境と同じ構成を簡単に作れます。
- 「環境が動かない」「動いたり動かなかったりする」といったトラブルが激減します。
Docker を利用することは、開発効率や品質に直結するため、初心者でも早い段階で学んでおくことをおすすめします。
本記事では、Docker の基本概念を理解している人向けに、Windows・Mac・Linux の3種類それぞれで「Docker をどうやってインストールするか」をゼロから丁寧に解説します。
基本概念を理解していない人は、まずは下記ページを確認しておいてください。
Dockerをインストールする
本章では、OS別に Docker のインストール方法について解説します。
- Windows
- macOS
- Linux(RedHat系)
動作確認環境
- Windows 11
- Docker Desktop 4.22.0
- Docker 24.0.5
手順内容
本手順では Winget を利用します。使い方がわからなければ、あらかじめ、以下のページを参照してください。
Dockerを利用するには「Dockerエンジン」をインストールする必要があります。
Windowsの場合は「Docker Desktop」を利用してインストールするのが簡単です。
Docker Desktop とは?
「Docker Desktop」をインストールするためには以下のコマンドを実行します。
winget install -i Docker.DockerDesktop実行結果例はこちら
見つかりました Docker Desktop [Docker.DockerDesktop] バージョン 4.22.0
このアプリケーションは所有者からライセンス供与されます。
Microsoft はサードパーティのパッケージに対して責任を負わず、ライセンスも付与しません。
ダウンロード中 https://desktop.docker.com/win/main/amd64/Docker%20Desktop%20Installer.exe
██████████████████████████████ 578 MB / 578 MB
インストーラーハッシュが正常に検証されました
パッケージのインストールを開始しています...
インストーラーは管理者として実行するように要求するため、プロンプトが表示されます。
(以下省略)インストールコマンドを実行すると、以下のとおりインストーラー画面が起動します。
デスクトップにショートカットを作成するかを選択するチェックボックスがありますが、今回はチェックをつけ「OK」ボタンを選択します。
すると以下の通りインストールが開始されます。
しばらくするとインストールが完了しますので「Close」ボタンを押します。
「Docker Desktop」の初回起動時、以下のように「サブスクリプションサービス契約」同意確認ダイアログが表示されます。
ダイアログ内に記載されているとおり「個人利用においては無料利用可」です。内容に問題ないことを確認したら「Accept」ボタンを押します。
Docker Desktopアカウントへのサインアップもしくはサインインを求めるダイアログです。
今回はサインインせずに利用するため「Continue without signing in」を選択します。
(必要に応じてアカウント作成→サインインしてください)
アンケート画面です。該当するものを選択し「Continue」ボタンを押下して終了します。
(「Skip」ボタンを押下してスキップしても問題ありません)
「Docker Desktop」が起動しました。
次回PC起動後も「Docker Desktop」が自動起動するように設定をします。
右上の「」を選択し「Start Docker Desktop when you log in」にチェックをつけ「Apply & restart」押します。
最後にDockerコマンドが利用できるか確認します。以下のコマンドを実行して確認してください。
docker --version実行結果例はこちら
Docker version 24.0.5, build ced0996以上が、Docker のインストール手順です。
Dockerをアンインストールする
本章では、OS別に Docker のアンインストール方法について解説します。
- Windows
- macOS
- Linux(RedHat系)
動作確認環境
- Windows 11
- Docker 24.0.5
手順内容
本手順では「Winget」を利用します。使い方がわからなければ、あらかじめ、以下のページを参照してください。
「Docker Desktop」をアンインストールするためには以下のコマンドを実行します。
winget uninstall -i Docker.DockerDesktop実行結果例はこちら
見つかりました Docker Desktop [Docker.DockerDesktop]
パッケージのアンインストールを開始しています...
(以下省略)しばらくすると以下の通りアンインストールが完了しますので「Close」ボタンを押下して終了します。
- 以上がDockerのアンインストール手順です。
以上が、Docker のアンインストール手順です。
はじめてのDockerハンズオン
ここではDockerを実体験してもらうために、「簡易なWebサーバ(Apache HTTP Server)」を構築していきたいと思います。
(本章はDockerを実際に触ってみて体験することが目的ですので、コマンド内容についての解説は行いません)
ターミナルやコマンドプロンプトからcdでカレントディレクトリを適当なディレクトリに変更してください。
以下のコマンドを実行すると、WebサーバのDockerイメージがダウンロードされ、Webサーバのコンテナが起動します。
docker container run -dit --name my-apache-app -p 8080:80 -v ".:/usr/local/apache2/htdocs/" httpd:2.4実行結果例はこちら
Unable to find image 'httpd:2.4' locally
2.4: Pulling from library/httpd
52d2b7f179e3: Pull complete
5bfaffbad7bf: Pull complete
460cd5c32012: Pull complete
ba29f61f6139: Pull complete
92baf798eff7: Pull complete
Digest: sha256:333f7bca9fb72248f301fd2ae4892b86d36cc2fdf4c6aa49a6700f27c8e06daf
Status: Downloaded newer image for httpd:2.4
ff101c35a3c68573c0cbd4a089da4178d5a42c0304816febb15fa82dbc5c6461カレントディレクトリが(Webサーバの)ドキュメントルートになっていますので、ここにHTMLファイルを配置します。
以下のコマンドを使ってindex.htmlという名前のファイルを作成します。
echo "palette code" > index.htmlここではコマンドを使ってファイルを作成していますが、テキストエディタを使ってでも作成可能です。
その場合は、以下の内容で保存します。保存ファイル名は index.html にしてください。
palette code最後にブラウザを起動し「http://localhost:8080」にアクセスしてください。
すると、さきほど作成したHTMLファイルが表示されると思います。
いかがでしょうか。Dockerを使えば、あっという間にWebサーバを構築できることを体感していただけたのではないでしょうか。
最後にWebサーバのコンテナを停止→削除して、ハンズオンを終了したいと思います。
まずは、以下のコマンドでコンテナを停止します。
docker container stop my-apache-app実行結果例はこちら
my-apache-appつづいて、以下のコマンドでコンテナを削除します。
docker container rm my-apache-app実行結果例はこちら
my-apache-app最後に、さきほど作成したindex.htmlファイルを削除して完了です。
まとめ
本記事では、初心者でも迷わず Docker を導入できるよう、Windows・macOS・Linux の各 OS ごとに、インストール方法とアンインストール方法を丁寧に解説しました。
- Docker Desktop を利用するWindows・macOS
- Docker Engine を直接インストールするLinux
Docker は開発を大幅に効率化する強力なツールです。
環境構築の手間を減らし、より本質的な開発作業に集中したい方は、ぜひ本記事を参考にインストールを完了させてください。
参考情報

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